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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年10月19日

不妊の原因の半分近くは男性にある

①「産みないのにう産めない~卵子の老化の衝撃
体外受精 不妊治療
卵子の老化


なぜ卵子の老化による不妊がここまで拡がったのか?

今回のアンケート結果では
女性をとりまく社会や環境の変化がその背景にあることが見えてきました。

44歳女性
「私の世代は女性総合職として期待され始めた世代で出産どころか結婚自体はばかられた時代でした。」

37歳女性
「私はいわゆるロストジェネレーションの世代。就職氷河期だった
それでも何とか得た正社員の職。努力し続けていたらいつの間にか30代になっていた。」

結婚や出産を顧みることなく働き続けてきた女性達。

佐藤直美さん44歳 医療関係の仕事
「20代で結婚しなくてもよい。20代は仕事
自分が社会で一人前になって認めてもらわないという思いが強かった」
41歳で結婚
3回体外受精を試みましたがうまくいきません。
「今思えば何やってたんだろうって、
卵子の老化を知らなかった自分が悪かったんじゃないかと思ったり
自分をせめる気持ちがあります。」
卵子の老化を自らの責任として抱え込む女性達
アンケートからは、夫が不妊に向き合わないことがm
更に女性達を追い詰めている現実が浮かびあがってきました。

39歳女性
「体の不調、精神的負担、それをパートナーが理解してくれない。
なぜ自分一人が苦しむのか?治療は二人でするものです。」

34歳女性
「夫が検査を拒否し続けたのも治療に時間がかかったところです。
 不妊は女性に原因がるという考えがまだまだ根深くあると思います。」


田中ともこさん46歳
25歳で結婚 8年経っても子供だ出来なかったため
一緒に夫に検査を受けようと進めたが
夫は拒否続けました。
不妊の原因が自分にあったらと恐れていたのです。
結婚して13年後 ようやく夫が検査
不妊の原因は、夫にありました。
それでも体外受精をすれば子供は出来ると説明されました。
この時、ともこさんはしでに38才になっていました。
体外受精を10回以上繰り返し一度は妊娠しましたが、
流産してしまいました。
卵子の老化が原因と医師から言われました。
「なんとか自分の子供を自分の手に抱きたいと思ったんですね。
絶望という言葉で 現実を突きつけられたとしか思えなかった」


WHO世界保健機関によると
不妊の原因の半分近くは男性にある
しかしそのことを自分の身に置き換えて考える男性は少なくありません。

自分の検査の遅れが妻の不妊を招いてしまった。

「もっと早いうちに検査に行ってれば二人の子供ができていたという思いはあります。」
こんな思いをしなくてもすごく後悔している」

55歳男性
「自分に不妊の原因があると言われるのはかなりの精神的ショックがある。
社会的問題としてとらえ医療の必要性や精神的なサポート体制を整える必要がある」

52歳男性
「男性が原因での不妊が多いが、見栄や仕事の都合で男性が率先して治療することが少ない」

32歳男性
「いくつかの病院に通院した結果、不妊に詳しい医者はまだまだすくないとうことを知った。
不妊治療は、もはや女性だけの問題でないことを世の中に知ってほしい」

これまで国の不妊対策は、費用の一部助成にとどまり
不妊を急増させている社会的要因には目を向けていませんでした。

厚生労働省は事態の深刻さを認め対策を検討したい
小宮山洋子 厚生大臣
女性が働き続けながら子供を持ちたい時期、妊娠しやすい年齢で
ちゅうちょなく出来る そういう仕組みと意識を作っていくことが非常に重要だと思う」

つづき→ 不妊は世界共通の課題  


Posted by 笑顔の杜 at 12:02Comments(0)